【レビュー】SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEの使用レビューと作例

カメラ

本日も当ブログ「TK-Scape」にお越し頂き有り難うございます。
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今回は、私が風景撮影でよく使用するレンズ「SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE」についてレビューしたいと思います。


私は趣味として一眼レフカメラを5年程続けておりまして、始めた当初から風景撮影が好きだったんですけど、そこから何回かカメラやレンズを買い替えてきた中で2018年7月にこのレンズを購入しました。そこから風景撮影ですごく活躍してくれています。

シグマのレンズといえば、最近は「Art」「Sports」「Contemporary」の3ラインシリーズが有名ですが、このレンズはその他「Others」に分類されている2005年発売の古いレンズになります。
ちなみに現在はキヤノン、ニコンマウントのみの製造・販売となっており、シグマ、ペンタックスソニーAマウントのものは生産終了しているようです。

まずはレンズの外観から見ていきましょう。

このレンズは出目金になっておりましてレンズプロテクターを取り付けることができません。そのため取り扱いには注意が必要です。

レンズフードが一体型になっておりまして、レンズキャップは覆う様に取り付けます。

それでは作例を見て頂ければと思います。
なお、今からお見せする写真は全てRAW現像した写真になります。

このレンズは逆光耐性が非常に優れています。太陽を入れても殆どフレア・ゴーストが目立ちません。

こちらは工場写真になりますが、月以外の光源を写してもゴーストやフレアもほとんど見当たりません。

そして、このレンズはF値が2.8と明るいレンズなので、星景写真にもおすすめのレンズです。

こちらは以前、日光の戦場ヶ原で撮影した天の川の写真なのですが、天の川の色濃く出ている部分をしっかりと出してくれています。
流石に周辺の星は歪曲していますが、魚眼レンズなのでこういうものとして割り切っています笑

それとこのレンズは、空の青色の出方も非常に綺麗だなと思います。

元の写真に少し彩度をあげたぐらいでここまで綺麗な青色になるんですよね。

これもフレアが少し出てしまったのですが良い空の色を出してくれています。

価格ですが、本記事執筆時の価格.com最安値で53,890円と、広角でこのF値、オートフォーカス機能もあり、フルサイズカメラの対応で国産レンズという分類の中では最も安いのではないでしょうか。
今は在庫があるようですが、私が購入した時は、新品が殆ど売り切れで、シグマのホームページでも納期が2ヶ月ぐらい掛かっていました。
ちなみに私が購入したのは中古のもので40,000円弱でした。

それとこのレンズを購入するときに迷ったもう1つのレンズがSamyangの14mmF2.8になるのですが、シグマの魚眼レンズよりもより広角でF値は同じ、値段も新品で35,000円ぐらいだったのですごく悩んだんですけど、完全マニュアルフォーカスでAmazonのレビューを見ると当たり外れがあるなんて書かれているので、ハズレに当たったら嫌だなと思ったのでシグマのレンズにしました。


実際シグマのこのレンズはオートフォーカスも結構早く、最短撮影距離も15cmとものすごく寄れるレンズなので、そのほかの機能も含めてとても満足できるレンズだと思います。

いかがでしたでしょうか?

魚眼レンズは使い所が難しいレンズですが、寄って撮れば面白い構図の写真が撮れますし、広くとれば開放感のある写真にもできます。
この記事が少しでもレンズ選びの参考になりましたら幸いです。

それでは。

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