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管理人のたろきち(@tarokich_digital)です。
エスプレッソやカフェラテを作るときはいつもデロンギEC221を使用していました。
デロンギ純正のポルタフィルターはバスケットが取れやすく、あまり使い勝手がよくなかったことと、エスプレッソをより美味しく抽出できるとのことでボトムレスポルタフィルターを導入しました。
EC221用のボトムレスポルタフィルターは種類が少なく、基本的に中華製のよくわからないブランドのものがほとんどでした。
それでも、モノは試しに購入し使ってみましたが、初めから液漏れが発生してしまい、
使用していくうちにボディ側のホルダー部分の留め具が破損してしまいました。
再度取り付けることも難しく、純正ポルタフィルターも付けられなくなってしまったため、EC221を買い換えなくてはならなくなってしまいました。
まあ、元々このEC221には以下の不満があったので、ある意味タイミングも良かったのかな、なんて思っています。
- スチームノズルを改造しないとラテアートが難しい
- ノズルを改造するのに切り方がきれいじゃないとミルクの汚れが残りやすく、雑菌の原因になりやすい
- スチームをする際のノズルの動きに制限がある
- エスプレッソマシン本体のカラーが白なので、コーヒーの汚れが目立ちやすい
- 古いモデルなので、温めているときに抽出口からお湯が漏れる
買い替えにあたって、次のマシンを何にしようか迷いました。
家庭用のエスプレッソマシンは、多く流通しているものの中でデロンギ以外のブランドは日本であまり販売されていなく、SiviaのRancilioやGAGGIA Classic Pro等、基本的に海外製のマシンが主流ですが、昨今(2022年7月現在)の円安の影響で高くなっています。
本当ならGAGGIA Classic Proや、少し背伸びしてRocket社のAppartamentoが欲しいのですが、高い&円安のダブルパンチで諦めました・・・
ということで、国内で手頃な価格帯のエスプレッソマシンといえばデロンギ一択となり、その中でもセミオートでラテも作れる「スティローザ(EC235J-BK)に決めました。
このスティローザ、結構な頻度で品薄が続いており、Amazonでも定価より高く売られていることが多いのでご注意ください。
家電量販店でたまに在庫が残っていることが多いので、ヨドバシやビックカメラを覗いてみるのもいいかもしれません。
ちなみに私はビックカメラで購入しました。
ということで、前置きがかなり長くなってしまいましたが、デロンギ スティローザを1ヶ月ほど使用してきましたのと、
併せてスティローザ用のボトムレスポルタフィルターも購入しましたので、そのレビューをしたいと思います。
本体と付属品一覧
まずは本体です。
ボディが黒く、直線的でEC221よりスタイリッシュな印象です。
付属品はこちら
付属のバスケットは、シングル/ダブルどちらにも「クレマ増幅弁」がついています。
エスプレッソに限らずコーヒーを淹れる時は、出来るだけ焙煎したての新鮮な豆の方が良いとされています。
エスプレッソを抽出する時に出てくるクレマも、新鮮な豆の方が香りも良く綺麗に出やすいとされていますが、この「クレマ増幅弁」は焙煎してから時間が経った豆でも「クレマっぽい」ものを出すようです。
「そこまで気にならないよ」ということであればそのまま使っても良いかもしれませんが、「家庭で飲むカフェラテも、ある程度はこだわりたい」私としては付属のポルタフィルターではなくボトムレスポルタフィルターを別途購入しました。
home cafeのボトムレスポルタフィルター
EC221と同様に、スティローザ用のサードパーティ製ボトムレスポルタフィルターはあまり流通していないようでしたが、
「home cafe」という日本の会社がスティローザ用のボトムレスポルタフィルターを販売しています。
製造は中国のようですが、日本の会社が管理しているので安心できます。
実際に1ヶ月使用してきて抽出漏れもないので問題無いかなと思います。
取っ手は木製でオシャレです。
ただ、他のコーヒー道具と色合いを同じ黒に合わせたいと思ったので、今は別のポルタフィルターの取っ手に付け替えています。
ただこちら、ポルタフィルターだけで8,000円弱します。
(まあまあお高め・・・)
「ここまでお金かけられない!」ということであれば、EC221用のバスケットをスティローザ付属のポルタフィルターにセットできます。
商品ページには対応機種としてスティローザの記載はありませんので、ご使用の際には自己責任にてお願いいたします。
何回か使用していますが、漏れ等もなくエスプレッソを抽出できています。
価格も770円とお手頃です。
スティローザの使用感
スチームノズルの動きがスムーズ
EC221は横に平行移動しかできなかったのに比べて、スティローザはボールベアリングになっているのでより可動域が広くなっており、スチームするときにピッチャーを固定しやすくなりました。
ただ、個体差なのかもしれませんが、牛乳と豆乳をスチームしたときは、スチーム後の先端に汚れが付着してしまってすぐには拭き取ることができません。
冷えてからは拭き取れるのですが、少し気がかりです。
昇温時に抽出口からお湯が漏れない
新しいモデルなので当然ではあるのですが、EC221使用時に気になっていた昇温時のお湯の漏れはなくなっています。
おかげでトレーの水を捨てる頻度が減りました。
ボディが黒いため、他の道具との統一感が出た
以前購入したコレスのコーヒーグラインダーやタンパーマット、スケール等、コーヒーグッズはできるだけ黒色に揃えるようにしています。
メインとなるエスプレッソマシンのボディが黒色になったことでより統一感が出ました。
まとめ
毎日飲むコーヒーなので、扱う道具にも少しだけこだわりを持つことで、その道具で淹れたコーヒーもまた少しだけ特別なものになると思っています。
上手くアートできた時は嬉しいですし、失敗した時は次上手くできるよう工夫を考えます。
エスプレッソマシン選びの参考の一記事になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは。
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