【レビュー】オールドレンズをAF化!TechArt LM-EA9購入レビュー

カメラ

本日も当ブログ「TK-scape」にお越し頂き有り難うございます。

管理人のたろきち(@tarokich_digital)です。


私が使用しているα7IIIで使うレンズは8本持っていますが、
そのうち5本はマニュアルフォーカス(MF)のレンズです。

オールドレンズの代表格と呼ばれることの多いsupertakumer55mmf1.8やニコンのai-s35mmf1.4、オールドレンズではないですがcarl zeissのplanar50mmf1.4なんてレンズも持っています。


特にPlanarをよく使っているのですが、
このレンズは本当に写りが良く、10万円以上する純正レンズ等にも劣らない写りだと思います。
しかし、MF故にすぐにピントを合わせることができないため
シャッターチャンスを逃してしまいます。

そんな写りが好きなPlanarをオートフォーカス(AF)化する事ができるのが、
焦点工房から発売されているTechArt の「LM-EA9」になります。


LM-EA9は、元々発売されていた「LM-EA7」の後継機種で、
前機種より小型軽量化、高速化したモデルになります。

前モデルを持っていないため比較はできませんが、
質感やAF性能についてレビューできればと思います。

それではよろしくお願いいたします。

LM-EA9を迎えるために・・・


今回はマップカメラにて購入しました。
マップカメラでの価格は56,700円と決して安くはありません。
単純にMFレンズをAF化させるマウントアダプター、
ということを考えると少し高価だなと感じました。
そこで代わりに使用頻度の少なかったα7IIを下取りに出しました。


α7IIは、私にとっての初めてのミラーレス一眼カメラで、
一度落下させて修理までして長年使用してきましたが、
α7IIIを購入してからほとんど出番がなくなったことと、
最近液晶モニターの写りが怪しいときもあり、マップカメラの下取りサービスを利用しました。

時々液晶表示にモワレが・・・


下取り用の箱が送られてきます。


さようなら、、、思い出のα7II・・・


LM-EA9到着。すべてが金属製で高い質感


箱を開けてみて感じたのは、
本体とフロント、リアキャップすべてが金属製で非常に質感が高いことです。


箱が磁石で閉まるというクオリティ




また、リアキャップは本体のファームウェアアップデート用のアダプタにもなっています。
ただ、コスト削減なのか、端子の形状がmicro USBというのがマイナスポイントです。

USB-Cは高いのでしょうか・・・


AF化第一弾はPlanar


LM-EA9は、その名の通りライカMマウントをAF化させるためのものですが、
残念ながら所有しているレンズの中でMマウントレンズはありません
(ライカのレンズが欲しいな・・・)

そこで、LM-EA9にさらにマウントアダプターを介することで
一眼レフカメラ用のレンズを使用することができます。

その第一弾として一番お気に入りのPlanarをAF化させたいですが、
持っているPlanarは「EFマウント」タイプになります。

レンズ側で操作可能なのはピントのみ


こちらでもアダプターを介して使えないことはないのですが、絞り値がカメラ本体側からしか変更できないため、絞りリングがレンズ側にある「Fマウント版」を買い直しました。

Fマウント版は絞りもレンズ側で操作可能


そして、PlanarをLM-EA9に取り付けるためにF/LMマウントアダプタも購入しています。
これで、PlanarだけでなくNikkor Ai-S 35mm F1.4もAFで使用できます。

安定のK&F Conceptです



Planarの写りについてはEFマウント、Fマウントどちらも変わりません。

実際に取り付けてみて、オートフォーカスについては、
最近のAFレンズと比べると差はありますが、
問題なく使用できるかなといったレベルです。

レンズにも因ると思いますが、
F値開放だとピント面が浅過ぎるせいかフォーカスが合わないことが多いです。

通常のAFはもちろん、瞳AFも機能します。


まとめ


マニュアルフォーカスの良さは、
じっくり写真を撮りたい時や街中スナップ等では
しっかり写真と向き合える撮影になると思っていますが、
人を撮るようなポートレートや動きモノには不向きです。

お気に入りのレンズがMFしか無くても、このLM-EA9を使うことで、
ある程度のレベルではありますがAFにできますし、実際かなり便利です!

今後はsupertakumarやindusterを使えるように、
M42マウントやL39マウント対応のアダプターを揃えていきたいと思います。

LM-EA9を口実にライカレンズもいずれは・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。


それでは





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