本日も当ブログ「TK-scape」にお越し頂き有り難うございます。
管理人のたろきち(@tarokich_digital)です。
私が使用しているα7IIIで使うレンズは8本持っていますが、
そのうち5本はマニュアルフォーカス(MF)のレンズです。
特にPlanarをよく使っているのですが、
このレンズは本当に写りが良く、10万円以上する純正レンズ等にも劣らない写りだと思います。
しかし、MF故にすぐにピントを合わせることができないため
シャッターチャンスを逃してしまいます。
そんな写りが好きなPlanarをオートフォーカス(AF)化する事ができるのが、
焦点工房から発売されているTechArt の「LM-EA9」になります。
LM-EA9は、元々発売されていた「LM-EA7」の後継機種で、
前機種より小型軽量化、高速化したモデルになります。
前モデルを持っていないため比較はできませんが、
質感やAF性能についてレビューできればと思います。
それではよろしくお願いいたします。
LM-EA9を迎えるために・・・
今回はマップカメラにて購入しました。
マップカメラでの価格は56,700円と決して安くはありません。
単純にMFレンズをAF化させるマウントアダプター、
ということを考えると少し高価だなと感じました。
そこで代わりに使用頻度の少なかったα7IIを下取りに出しました。
α7IIは、私にとっての初めてのミラーレス一眼カメラで、
一度落下させて修理までして長年使用してきましたが、
α7IIIを購入してからほとんど出番がなくなったことと、
最近液晶モニターの写りが怪しいときもあり、マップカメラの下取りサービスを利用しました。
LM-EA9到着。すべてが金属製で高い質感
箱を開けてみて感じたのは、
本体とフロント、リアキャップすべてが金属製で非常に質感が高いことです。
また、リアキャップは本体のファームウェアアップデート用のアダプタにもなっています。
ただ、コスト削減なのか、端子の形状がmicro USBというのがマイナスポイントです。
AF化第一弾はPlanar
LM-EA9は、その名の通りライカMマウントをAF化させるためのものですが、
残念ながら所有しているレンズの中でMマウントレンズはありません
(ライカのレンズが欲しいな・・・)
そこで、LM-EA9にさらにマウントアダプターを介することで
一眼レフカメラ用のレンズを使用することができます。
その第一弾として一番お気に入りのPlanarをAF化させたいですが、
持っているPlanarは「EFマウント」タイプになります。
こちらでもアダプターを介して使えないことはないのですが、絞り値がカメラ本体側からしか変更できないため、絞りリングがレンズ側にある「Fマウント版」を買い直しました。
そして、PlanarをLM-EA9に取り付けるためにF/LMマウントアダプタも購入しています。
これで、PlanarだけでなくNikkor Ai-S 35mm F1.4もAFで使用できます。
Planarの写りについてはEFマウント、Fマウントどちらも変わりません。
実際に取り付けてみて、オートフォーカスについては、
最近のAFレンズと比べると差はありますが、
問題なく使用できるかなといったレベルです。
レンズにも因ると思いますが、
F値開放だとピント面が浅過ぎるせいかフォーカスが合わないことが多いです。
通常のAFはもちろん、瞳AFも機能します。
まとめ
マニュアルフォーカスの良さは、
じっくり写真を撮りたい時や街中スナップ等では
しっかり写真と向き合える撮影になると思っていますが、
人を撮るようなポートレートや動きモノには不向きです。
お気に入りのレンズがMFしか無くても、このLM-EA9を使うことで、
ある程度のレベルではありますがAFにできますし、実際かなり便利です!
今後はsupertakumarやindusterを使えるように、
M42マウントやL39マウント対応のアダプターを揃えていきたいと思います。
LM-EA9を口実にライカレンズもいずれは・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは
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